ピンチをチャンスに、食肉専門店の狂牛病対策 | |
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1.「松坂牛+CAB コーナー増設で牛肉コーナーを拡充 肉の斉藤初音 東京都」 | |
一般諸費者向けに、アメリカ産牛肉の幅を広げて、 内臓肉は、豚が主力で販売量も多いので、販売している千葉健康麦豚の内臓と、通常の内臓と区分けして販売する事にした。
「販売している食肉の産地や商品特製を、狂牛病が発生する、しないにかかわらず対面販売を通じてお客様に情報を絶えず話させてもらい、店への信頼を絶対のものにすれば、今度のような事が次回起こったとしても 今回ほどの影響はもう上野店では無い様にしたいと思います。」(同 店長)
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2.「顧客カード管理と、クーポン券で支持を確保 チャンピオン 大阪市」 | |
その後95年に300メーター北側に、「ライフ 大正店」が。97年西側100メーターに「オオカワ 大正店」、今年1月に、南100メーターに「エース新鮮館 千島ガーデンモール店」が新規でオープンし、既存店舗の「スーパー ナショナル・スーパーはやし・まるなか」などの、競合他社にぐるりと、囲まれる商圏になってしまった。 「千島ガーデンモールの影響で減少した客数が、やっと最近戻ってきたばかりだったので、狂牛病の騒ぎはこたえました。9月以降は、じりじり客数が減ってきましたが、安全性を店頭で毎日お客様にお話し理解を得るように努力しました。 チャンピオンでは、95年ライフの大型店出店の対策としてレジで顧客管理できる「チャンピオンカード」を発行して、DMや、カード顧客に対する各種サービス、クーポン券の発行。誕生日の週での割引販売。などをコツコツ続けてきている。 今年1月の、生鮮デイスカウントスーパーの出店にさいしては、レジとパソコンでの顧客管理のシステムを一新し、新しい「チャンピオンカード」を発行し、新規の顧客の獲得に努めた。
「12月までは、週末には、3割・2割引きセールを続けて、年末には前年の70%を確保したい。来年の春には何とか90 |
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3.「食肉中心の450坪のスーパーへ転換 「スーパーTERA ミートくん」をオープン 松本市」 | |
「ミートくん 松本店」の精肉には、テラバヤシグループの量販タイプの「ミートザミート(21店舗目)」が展開している。 このカテゴリーキラーの業態では、現在でも輸入肉を平気で国産表示を行なっている店舗が数多い。安さの創造のために表示違反をしているのだ。
肉の正しい表示と、消費者への取り扱い食肉のわかり易いPOP、店内のデイスプレイなどで訴求しているのが特徴で、お客様のも元気が出るようなお店にしていきたい。(同 部長)
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4.「熱海の旅館卸が激減の中、店舗を改装し再出発 熱海フードセンター 」 | |
熱海の火災でその店が全焼し、翌年の50年7月に現在の場所に移転した。
小売りと卸で5億円あった年商も、温泉旅館の衰退と商店街の衰退で2億円まで落ち込み、社長を引き継いだものの老朽化した店舗ではどうしようもない。と考えていた所での狂牛病の出現であった。 そして、狂牛病騒ぎの中、11月2日に「熱海フードセンター」として、新しいコンセプトを導入し改装オープンした。 「食肉の卸をしているので、大手のCVSの真似のような事はしたくない。価格では大手に勝てるだろうが、店作りやシステムで勝てない。そこで、商店街に買い物に来る地元のお客様や、来店客の週末に3分の1を占める都会からのマンション族の、そして熱海の旅館への卸先へ出来る店としての最大のことは何か?という事を考えて改装オープンした。」(同 社長) 改装のポイントは
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