新商品アイテム研究 3つの事例
 
「テリヤキチキン等 1枚100円バイキング」

@ 「テリヤキチキン 各種1枚100円」
A「1枚80グラム 中心」
B「JA グループ・ Aコープ若林店」
C「7月以降」
D「32%」
E「本文 以下」
一昨年の焼済みの、「炭火焼きトリ(1本27g中心)」。昨年の、「炭火ジャンボ焼きトリ(1本80g中心)」。
 と、調理済みのヤキトリシリーズが良く売れて定番になった。
  今年は、1枚80グラムの「骨ナシ鶏モモ肉」を加工した「テリヤキチキン 80グラム」を中心に、「ハーブチキン ネギ塩 60グラム」・「テリヤキチキン チーズ味 80グラム」 などに商品群を増やして売れている。
 販売方法は、写真のようにバイキング方式の「ばら売り」主体で、7月から「竜田揚げチキン 80グラム」のアイテムが参入し精肉の「選り取り販売」の中核に育っている。
 これに、夏を中心に良く売れた 米久の「ジャイアント・BOOシリーズ」(アメリカ産冷凍ジャンボフランク)の「カントリースタイルのノンスモーク・スモーク・チョリソー」のばら売りを、冷凍平ケースで展開すれば、ばら売りの賑わいと、選べる楽しい売場を演出が出来た。
 9月からは、「炭火焼 ロールドチキン」や、「鶏肉入り 中華チマキ」・「スタッフド・ポテト」などのアイテムを、ばら売りの新メニューに加えて、常に新しい商品を加えることで平台ケースのマンネリ化を打破している

「花咲きかルビ」

@「花咲きかルビ・牛焼肉用(味付)」
A「400g 580円」
B「東京黒潮市場・新宿店」
C「7月以降」
D「30%」
E「本文以下」
スーパーでの焼肉の販売量は、外食レストランを中心とする「焼肉屋」に売り上げを取られている。
「 焼肉屋で、食べられない新しい焼肉」というコンセプトで作られたのが 肉の厚みで美味しく食べられる牛カルビの「花咲きかルビ」である。
 厚さは、9ミリから10ミリで、通常の焼肉の2倍位の厚さで、スライスしたものを、「牛上みの」を柔らかく食べて貰うための加工に使用するカッターで、5ミリビットでさいの目に、切り目を入れた商品。
 焼きあがると、切り目から、牛肉が花が咲くように膨らみ、開くところからネーミングされた。
 「ソウルカルビ」というネーミングで販売している加工メーカーもある。
 厚切り肉は、ジューシーで肉の美味しさを堪能できるとあって、今年の7月から9月の狂牛病発生までは非常に良く売れた商品である。
 この、「厚切り」で食べさせる、柔らかい牛肉のアイテムは「厚切りサーロインステーキ」と同じく「美味しさ」を重視する顧客には定番となる。
 新しい焼肉のこの「食感」で、これから、再び売れていくと思われる。
 使用するスペックも、冷凍の「チャックリブ」を中心に「スーパーパストラミ」・「チャックフラップテール」など、価格の安いスペックや、比較的安く入手できるものを中心に加工されている。

「豚トロ・しゃぶしゃぶ用」

@「P-トロ・しゃぶしゃぶ用(アメリカ産)」
A「100gあたり198円」
B「セレクション・三郷店」
C「10月以降」
D「40%」
E「以下 本文」 
豚トロは、「ジョウルミート」呼ばれる下あごの部位。
 この部位は、「ねぎ塩焼肉」中心の焼肉アイテムとして昨年からのヒット商品である。
 今年も、「塩焼き」ばかりでなく「串焼き」アイテムとしても登場した。
 それは、豚トロの持つ「独特の食感」が非常に支持されたからだ。
 そこで、豚トロを「しゃぶしゃぶ用」にスライスで商品化してみたところ、新しい食感の味わえるシャブシャブアイテムが出来上がった。
 豚トロは、1頭から数百グラムしか取れないので、国産の豚肉で大量に販売するのは困難であったが、昨年からアメリカを中心に輸入が多くなり、最近ではチルドでの流通が一般的になった。
 商品規格も、スクウエアーになり、豚カルビ材として手切りばかりでなく、スライスにしてもロスが出にくいような規格が開発された。
 そこで、新しい食感の「しゃぶしゃぶ用」として商品化してみた。
 「切り落とし」主力の商品作りの中で、扇形のトレイに1枚ずつ盛り付けて、牛肉や豚ロースと同じく美味しそうに商品してみた。
 「切り落とし」だと、高い値入は出来にくいが、この商品化だと、100g248円位までの売価がつけられる。
 また、150g・200gの定量にして、売価を買いやすい定額に設定しても良いのでは。