BSE対策
 
「牛肉の安全・安心を訴えるとともに、もっと実需直結の宣伝・PRを 需要増えねば解消せず。
消費拡大も国全体で取り組まなければ日本の畜産は破壊してしまう。

1. 肉骨粉は、社会的責任を負っている業界認知への「条件闘争」を前提条件とすべき。
畜産リサイクルの中で必要な処理。

2. 危険部位部をはっきりと焼却処分することを決め、一切流通しないと決めた以上は、消費回復・消費喚起を図るべきだとして、需給対策検討部会を中心にその方法を協議している。

3. 出荷牛の全頭検査で牛肉の安全性は確保された。

4. SRM 脳・目・脊髄・回腸遠部位
SRM管理要綱  食肉処理における特定危険部位管理要綱
EUは、2002年1月1日から、全と畜場で、「背割り前の脊髄除去」を義務化
消費者は知らなさ過ぎる。産地からどのような過程で店頭に並ぶのか、供給者ももっとオープンに公開すべき。

5. 全国117ヶ所の食肉衛生研究所などで構築した世界一厳しい全頭検査体制

6. 安全宣言とは、「万一BSEの患蓄が見つかっても、食肉として一切市場に出回らない」事を約束したもの。検査体制が確実に機能している証拠。
 検査は、一次はエライザ法でスクーリングし、疑陽性の場合は再度、エアライザ法、平行してより高度なウエスタンブロット法で二次検査を行い、免疫組織学的検査をへて確定診断される。
 食品に限らず、何事も100%の安全はありえないが、人はゼロリスクを求める行動を正当化する。正義を主張したがる。そうした心理を「ゼロリスク探求症候群」

7. 3月末までに、全国すべての牛に10ケタの固体識別番号を割り振り、耳標とデーターベースで管理する。これとの連動で生産・と蓄・解体・検査・加工販売までのトレーサビリデイーを映像化すれば「安全な牛肉のみが食卓に上る」イメージが実像に重なるはず。
需要回復には安全宣言の中身を伝え、行政、畜産、食肉業界あげ、あらゆる機会を通じて地道にしかし、確実に消費者を啓発するしかない。

8. 肉骨粉を与えた5129頭については国で買上げ、最終的に焼却処分することになった。これらの牛は焼却前に評価・検査を行い防疫のための研究資料にする。

9. B−3は調整保管で400円。B−2は300円の半ばで買い付け。

10. 人間1人、1日当り1グラムのたんぱく質が必要。体重60キロの人は、1日当り牛肉なら300グラムで満たせる。大豆や魚だと1日に数キロも取らなければならない。

11. 食肉や動物性タンパク質がもつ生体調節機能として、B型肝炎ウィルス排除の免疫機能やNK細胞(がん細胞排除、転移抑制)の活性化機能、必須アミノ酸の血管強化や脳卒中・血管性痴呆防止、ストレス抑制、至福物質のセロトニン、アナンダマイド生成などを紹介している。(東京大学の藤巻正夫教授)

12. 食肉は世界一の長寿を支え、食生活を幸福にする、決して他に置き換えられない食品。そんな食品を消費者に届けられる自信と喜びを、畜産・食肉産業に携わる一人一人が取り戻そうではないか。

売価を下げてまず、食べてもらうことから牛肉再生への道が開ける。