「BSE」正しい名称・牛海綿状脳症
BSE発生状況(2001年12月6日OIEデーターより)
ベルギー
チェコスロバキア
デンマーク
フランス
ドイツ
ギリシャ
アイルランド
イタリア
日本
1989
0
0
0
0
0
0
a 15
0
0
1990
0
0
0
0
0
0
a 14
0
0
1991
0
0
0
5
0
0
a 17
0
0
1992
0
0
b 1
0
b 1
0
a 18
0
0
1993
0
0
0
1
0
0
16
0
0
1994
0
0
0
4
b 3
0
a 19
b 1
0
1995
0
0
0
3
0
0
a 16
0
0
1996
0
0
0
12
0
0
73
0
0
1997
1
0
0
6
b 2
0
80
0
0
1998
6
0
0
18
0
0
83
0
0
1999
3
0
0
a 31
0
0
91
0
0
2000
9
0
1
161
7
0
149
0
0
2001
40
2
6
202
118
1
165
42
3
59
2
7
412
125
1
657
42
3

リヒテンシュタイン
ルクセンブルグ
オランダ
ポルトガル
スロバキア
スペイン
スイス
イギリス
1989
0
0
0
0
0
0
0
7228
7228
1990
0
0
0
b 1
0
0
2
14409
14409
1991
0
0
0
b 1
0
0
8
25359
25372
1992
0
0
0
b 1
0
0
15
37280
37295
1993
0
0
0
b 3
0
0
29
35090
35136
1994
0
0
0
12
0
0
64
24436
24516
1995
0
0
0
14
0
0
68
14562
14647
1996
0
0
0
29
0
0
45
8149
8308
1997
0
1
2
30
0
0
38
4393
4551
1998
c 2
0
2
106
0
0
14
3235
3464
1999
0
2
170
0
0
50
2300
2616
2000
0
2
163
0
2
33
1443
1970
2001
0
13
67
4
76
3
526
1269
0
1
21
591
4
78
369
178408
180781
a:一部輸入牛を含む
b:輸入牛
c:途中集計

BSE洗浄国
アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・アルゼンチン・メキシコ など
 

狂牛病という言葉の魔力がマスコミに過剰に刺激し、それが消費者の冷静な購買行動を阻害している。 
「狂牛病」という言葉が、マスコミを介して、消費者を「恐牛病」に陥れている。
「エイズ」は「HIV」と表現され、非遺伝子組み換え作物は、「Non-GMO」と呼ばれ一般かされている。
処理施設で2重に検査され合格した牛肉は、「BSEフリー」とか、「Non-BSE」とかと表現し、シールを貼って消費者に安心感を与えることがもっとも重要である。

日本獣医師会は13年12月14日、各報道機関に対して「牛海綿状脳症の呼称について」、獣医師の立場から「BSE」の現状と衛生対策を正しく理解してもらうためにも「狂牛病」の俗称を改め、正しい呼称である「牛海綿状脳症・BSE」を使用するよう申し入れた。
 獣医師会では、「BSEは新しい病気であるからこそ、獣医師会が専門集団の立場から適正な名称を使用するよう積極的に啓蒙する必要がある。」との考えを表明したもの。

 「豚の疾病であるオーエスキー病はかつて「仮性狂犬病」と呼ばれたことがあるが、行政と獣医師会が協力して、単に子豚が感染した場合の神経症状の発現をもって「狂」の文字を使用することは適切ではないとし、本病を最初に提唱した人物の名前を冠した名称に統一を提唱した結果、現在では正式名称として定着している」

 「狂」という用語はBSEの病態を正確に表現していないばかりか、変異型CJD患者の人権にもかかわる問題を含むため適切ではない」とし、一般名称として英名の略称である「BSE」と呼称すべきであると、要請している。とくに、「報道関係の社会的責任は重要であり、その影響も計り知れない」ことを強調している。
 BSE問題全国農業団体対策本部(全中など11団体)は、「狂牛病」の呼称の使用中止を求めるよう成分をマスコミ関係に送った。

 要請文では、山内一也東大名誉教授が指摘するように「BSE患畜は狂っていない。狂牛病の呼称を使っているのは日本のマスコミだけ」と言う論点から、「狂牛病の呼称を使うことで、BSEの牛が精神的に病んでいるという誤った情報を消費者に与えている」として、正式名称である「牛海綿状脳症・BSE」を徹底するように要請している。

 日本精神神経学会は、1月19日の理事会で、精神分裂病の名称を「統合失調症」に変更することを承認した。
 患者や家族から「差別や偏見を招きやすい」など、強い変更の要望があり、ドイツ語の原語を翻訳し直した、この名称を選んだ。
 「精神分裂症」という名称は社会的にみて否定的な響きがあり、医学的にも病気の多様性を評していない」などとする中間報告を、同学会がまとめ。
 その後、半じゃ家族などへのアンケート調査や公聴会などを行った結果、「当事者がもっとも望んでおり、一般の人にもわかりやすい用語」と言う点で、「統合失調症」がもっとも適するという結論に至った。

 呼称が、風評被害を拡大させた要因の1つであるからこそ、至急「狂牛病」は、「BSIフリー」とか、「Non―BSE」と言う呼称にしてもらいたい。