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1980年代から急成長したチェーンの「カテゴリーキラー」とは、スーパーマーケットやGMS、百貨店等の既存の業態が幅広く取り扱っていた商品の分野を専門特化して品揃えをし、価格でさらに競争力をつけた専門店チェーン業態群のことをさす。
「食肉のカテゴリーキラー」とは、80年代当時は、輸入牛肉を中心に、輸入の豚肉・鶏肉・内臓肉を戦略商材としてプライスダウンを図って低価格による牛肉販売量のボリュームアップと品揃えの豊富さ、市場の賑わい、で集客力を付け、スーパーマーケットとの競争力を図るものであった。
食肉では、週末に開催していた「肉のビックリ市(ジャンボ市)」を中心に新しい食肉の販売形態が形成され、食肉の大量販売・大量仕入れの時代を向える。
食肉の加工センターや倉庫、本社の敷地などを利用して肉を土曜、日曜日に大量販売しようというものだ。
この「ビックリ市」が成功したのは、地域に密着し、駐車場を広く持ち、店舗を大型化し、多くの生鮮中心のテナントを導入し、デイスカウント性と便利性を追求した土・日曜開催の市場であったからだ。
そのような店舗は現在も売上が好調である。(殆どが現在は金土日曜日開催か殆ど毎日営業に変化したが)
また、この「ビックリ市」の成否を分けたのは「牛肉を中心とする食肉規格・品質の安定供給」であった。
食肉の大量販売・大量仕入れの新しい仕組みがこの中で形成され、牛肉自由化を追い風に伸びていく。
食肉のカテゴリーキラーは3つに分けられる。1つは、地方で週末の肉の安売りで伸びてきたグループ。もう一つは、駅ビルや百貨店、SC内の出店を図ったグループと、スーパーの精肉テナントとして店舗数を拡大していくグループである。
そして、牛肉自由化の環境下で、新しい業態である量販タイプの「食肉カテゴリーキラー」が食肉文化提案ショップとして消費者に受け入れられていくのである。
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