東日本産直ビーフ研究会 15年度通常総会開催される 市場評価の高いブランドに成長 |
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5月1日「食の絆」を通じた、生産者と消費者とのフードサプライチェーンの構築を目指す「東日本産直ビーフ研究会(岩淵 行雄 会長 千葉県)」の15年度の総会が、「犬吠崎京成ホテル」にて、各県を代表する「しあわせ牛」生産者・東京食肉市場関係者・仲卸業者・加工業者・関連業者・行政の代表」が参加して行われた。 |
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「東日本産直ビーフ研究会」は、日本のBSE禍の中で、生産者が中心となって生産履歴・飼育情報が明確で消費者に安心して食べてもらえる牛肉の生産と流通を目指し、「食の絆」を大切に産地直送の牛肉を消費者に届ける取り組みをはじめたもので、14年3月1日に設立された。 ホルスタインは「しあわせ牛」として相対取引で、交雑種は「しあわせ絆牛」・和牛は「しあわせ満天牛」として、「東京食肉市場」に毎週上場されている(15年3月6日初市)。 また、昨年は千葉県から「青森県・宮城県・福島県・茨城県・栃木県・北海道」と東日本に「食の絆」のネットワークが広がり、今年は群馬県にも支部が設立された。 総会は、鵜沢 国夫 事務局長(株 千葉県食肉公社)の司会で始まり、会長挨拶の後、研究会の活動内容が報告された。 ![]() |
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「昨年の初市から16年3月末までの上場頭数は 1691頭「しあわせ絆牛 1555頭・しあわせ満天牛 136頭」で「しあわせ絆牛(交雑種)」においては、67%が「B-3」以上の格付けで、平均値以上の好成績であった。」 また、「B-2」クラスの取引価格は、平均よりも約80円/Kgほど高く取引されていることが発表された。![]() |
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このことは、研究会会員の日ごろの努力と、研究会が導入している「産直ビーフミックス」の効果で「肉色が鮮紅色でよく、退色しにくく、食べて美味しい」ことが市場で評価され、また「トレイサビリテイーが明確で安心して販売できる安全な牛肉である」ということも大きく評価され、東京市場で高く取引された要因である(鵜沢 事務局長)と分析が行われた。![]() |
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続いて15年度の総会議案が承認され、16年度の事業方針が事務局より発表された。 事業の概要は、
で、安定供給により消費者をはじめ流通段階における「信頼の絆」をより深めることを目的として実施することが確認された。 その後、会員の紹介があり、総会は無事閉会し、会場を移動し懇親会が行われた。 懇親会では、「伊藤ハム株式会社 ミートデイビジョン国内食肉ユニット関東国内ビーフグループ 野須 昭彦グループマネージャー」・「株式会社内藤畜産 内藤 一彦 代表取締役」からの祝辞があり、各県からの会員の生産者との懇親が深められた。 ![]() |
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